夏休みに入ってからというもの
気づけばゲーム
気づけばYouTube…
休みだからってやらせすぎたかも…
と思った時にはすでに動画&ゲーム依存傾向。
今回はそんな息子(小学校1年生)に実践して効果のあったYouTube&ゲーム時間の減らし方について紹介します。
なぜ依存になったのか?原因は環境の変化でした

今年の夏休みの始まりは帰省した実家で過ごすことが多かったのですが…
- 田舎で遊ぶ場所がない
- 気温は40℃近く、プールもできない
- 外に出るのもしんどい
というわけで、気づけばゲームやYouTubeがメインの娯楽に。
一応かるたやおもちゃも出したけどすぐ飽きちゃって続かず…
実家には10日ほど滞在したので、すっかりYouTube&ゲーム漬けの日々になってしまいました。
依存中の様子と悪循環
実家で環境が変わってしまったことで始まった動画&ゲーム中心の生活。
実家から帰ってからは午前中に外遊びしたりもしましたが、暑すぎて暑すぎてどうしても外遊びは短時間に💦

そして動画を見れない時の癇癪がどんどんひどくなったんです。
さらに気になる様子がどんどん出てきます↓
- 口調がYouTuber風(主語なし・早口・意味がわからん)
- 会話がすべてYouTubeにすり替わる
- 口に指を入れる・画面に近づく
- 勉強前には疲れて集中できない(勉強は夕方にやりたいらしい)
- 八つ当たりも増えた、すぐカッとなる
- 親の声が聞こえてない(話が通じない)
- 指摘するたび「また怒られた…」という雰囲気に
話し方については実家が楽しすぎて、テンション上がってたのかと思ってたけど今思えばYouTuberの話し方をマネしていたのかも…
じぃじ、ばぁば達も、「ばぁばのお家でだけやで~帰ったらママの言うこと聞きや~」と言ってくれてはいたんですが、そんなの聞くわけもなく。笑
実家で過ごした10日間で見せすぎたなぁ~って反省。
小1息子とYouTube・ゲームの時間を減らすために話し合ったときのこと

前提として我が家の動画やゲーム時間についての考え方は以下のような感じでした↓
- ちゃんと画面から離れて休憩をとるようにすれば動画やゲームの時間制限は設けない。
- 宿題や身だしなみ(歯みがきや着替え)などのやることさえやっていれば、時間についてはうるさく言わない。
- 満足すればそのうち飽きるだろう。
- 1年生は宿題も少ないので今年くらい自由にさせてもいいんじゃないか。
夫婦で話し合って、これまで時間のルールは特に決めずに過ごしてきました。
でも気がつけば…
- 指をしゃぶりながら画面を凝視
- 呼んでも返事がない
- ちょっと注意すればすぐ不機嫌に
- 会話も全部、YouTubeの話ばかり…
…さすがにこれはだめだ。
このままじゃこの夏、動画とゲームしか思い出に残らない。
そんな危機感がだんだん強くなっていきました。
YouTubeとゲームに夢中な息子と話し合い
そこで、息子と正面から話す時間をとることに。
ゲームもYouTubeも大好きなのはわかってる。
ママたちもやりたい気持ちを大切にしたいと思ってるよ。
そう伝えた上で、
でも画面に近づきすぎたり、指をなめちゃったりしてるのを見ると、目や歯並びに悪い影響が出るかもしれないから心配なんだ。
と、理由をしっかり伝えました。
ここで大事なのは、一方的に言い聞かせるのではなく、
「どう思う?」と息子にも考える時間を与えること。
すると息子は、少し考えてからこう言いました。
ぼく、YouTube見すぎだと思う。
ゲームとYouTubeしかしてなくて、日記に書くことがない日になっちゃってた。
その一言を聞いてちょっと安心しました。
自分で見すぎって感じてくれていたなら良かった。
そうだね、せっかくの夏休みだからもっと家族一緒に楽しい思い出を作りたいよね。
うん。YouTubeの時間をちょっと減らしたい。
うん、まだ夏休みは1か月あるからね。
今動画の見すぎって気が付けてラッキーだったね!
これから気を付ければいいもんね!
と、話し合いの最初こそ嫌そうに私の話を聞いていましたが、なるべくポジティブにこれから頑張ろうというニュアンスで話すことを意識したら素直に聞いてくれました。
会話のすべてがYouTubeにすり替わってしまう息子
とはいえ、すぐに行動を変えるのは簡単じゃありません。
ごめん、今ママちょっと忙しいんだー
と言ったらすかさず
忙しい人のためのマインクラフト~!!
と、YouTuberのマネ。(しかも声が大きいんだー💦これが。)
1日に何度も何度も言葉尻を捕らえてYouTubeの話をされるんです。
こっちがどんなに真剣な話をしていても、全部ネタのように処理されてしまう。
私の言葉に反応しているようで、本質的には話を聞いていない状態で、正直イライラしてしまうこともありました。
息子に伝えた大切なこと
そんなとき、落ち着いてこう伝えました。
ママたちは、あなたと普通の会話がしたい。
YouTubeの話ももちろん聞きたいけど、
それだけじゃなくて、学校のこととか、思ってることとか、もっといろんな話がしたいんだよ。
ママは親だから、あなたの話をちゃんと聞いてあげたいと思ってる。
でももしお友達にも同じ話し方をしてたら、
なんか一方的だなって、嫌がられるかもしれないよ。
この言葉がどれくらい届いたかはわからない。
でも、そのあと息子は目をそらさずに話を聞いてくれました。
一緒にルールを決めたことで前向きな変化が
話し合いの結果、
YouTubeは【1時間30分】、ゲームは【2時間】と決めました。
合計3時間半――
決して短くはないけど、今まで時間無制限だった息子にとっては大きな前進です。
そして何より大きかったのは、自分で納得してルールを決めたことだと思います。

話し合いをするなら一方的にルールを押し付けるのではなく、生活をよくするために協力して作戦を立てよう!という感じで一緒にルールを決めるのがおすすめ。
わが家で効果のあった対策7つ!
さて、ルールを決めましたがやっぱり今まで通りの生活だと動画やゲームをやりたい気持ちが抑えられません。
我が家で効果のあった対策を7つ紹介します↓
① タイマー導入でメリハリ生活に

時間を可視化できるタイマーを購入!

↑デザインもキウイがかわいくて🫶
今までは私のiPhoneのタイマー機能を使って長時間見ないようにしていました。(30分くらいで休憩しようねーと声をかけるためのタイマー)

▲目で見て時間がわかる!ビジュアルタイマー
「YouTubeはこの時間だけ」「目を休める時間」などを視覚的に伝えるようにしました。
タイマーが鳴ることで、遊びの切り替えもしやすくなり快適!
② パスワード&視聴後はタブレットを隠す
タブレットにはパスワードを設定し、動画タイムが終わったらすぐに片付け。
目に入るとまた触りたくなってしまうので、視界から消すのがポイント。
子どもって意外と見えなければ忘れてくれるっぽいw
③ 時間を守れたら全力でほめる!
時間を守れたら「すごい!!」「ちゃんとできたね!」と大げさなくらい褒めるようにしました。
夫にも協力してもらい、家族みんなで褒めモードに切り替えました。
動画中は「離れてねー」とか「指くわえないよー」とか注意することが多いので、褒めることを意識するのは本当に大事だと思います!
時間を守れた以外にも、お皿を下げてくれたりお手伝いをしてくれたり。
身の回りのことを自分でやったりと褒めポイントはたくさんあるので、なるべく褒めました!
お父さんとお母さんはちゃんと見てくれている
という安心感の土台を育てることも大切ですからね。
できたことに注目することで、自己肯定感アップにつながりました!
④ ルールを一緒に決めた
前項と重複しますが、ルールを一緒に決めたことも良かったです。
息子と話し合って決めたルールは:
- YouTube:1時間30分
- ゲーム:2時間
合計3時間半。
これでもまだ長いと感じるかもしれませんが、
今まで無制限で好きなだけ見ていたことを考えると、大きな進歩です。
しかも「自分で決めた」という実感があるからか、思ったよりスムーズに守ってくれました。
ルールを守れないようなら、何度か話し合って納得するルールを決めていきましょう!
⑤ 外遊びを積極的に

酷暑とはいえ、やっぱり外に出た日は子どもの様子が全然違いますね。
- だらだらモード → シャキッと
- 反抗的 → 協力的に
正直、外で一緒に遊ぶのは親もしんどいです。
でもでも、小1の夏休みは今だけ!暑さがマシ(マシでもないけど)な午前中はなるべく外に連れ出しました。

すると、遊んだあとに素直になる率がぐんと上がったんです。
やっぱり外の力ってすごい。
40℃近くで外にいたらやべーなって日はちょっとアイスを食べに行ったり。

外にまでタブレットやゲームは持って行かないのでね。
夫が仕事の平日は車がないから、できる範囲の楽しみを見つけて頑張ったよ。
↓暑すぎる日にやってみて良かったことはこちらの記事にもまとめています

▲夏休みどんどん暑くなってますよね~💦
⑥ 普通の会話もしたいと伝える
YouTubeの話ばかり、YouTuberの口調。
本人はおもしろくても、ずっとそれだと親も疲れてしまいます。
なので、
「ママは、普通の会話もしたいな」
「YouTubeの話ばかりだと、ちょっとしんどいかも」
と気持ちを伝えるようにしました。
すると息子も、
わかった、じゃあ学校のこと話すね。
と少しずつ意識してくれるように。
↓この本、kindleがセールの時に買ってみたんですが声掛けの参考になりましたよ~サクッと読みやすい。ぜひサンプルページチェックしてみてください。

▲子どもの自己肯定感を育てるために大事なことが書いてあります
子どもとの会話、ネタがないし…って思ってたけどYouTubeの会話ばっかりしたくないからネタ探しのために読んでみたよ。
あぁ、こういう何でもないことでもいいんだなって思えた。
⑦ スマホやゲーム以外の楽しみを見つける
時間を減らすだけではなく、じゃあ何する?の選択肢も必要ですね。
何もやることがなくて暇だとゲームしたくなるみたいなので新しいおもちゃも買いました!

いや結局ゲームのブロックなんかい!
って感じではあるんですが、妹と楽しくおままごとしているので買ってよかったです。

あとはお絵描きで普段やらない絵の具を出してみるとか、おままごとのおもちゃをダイソーで買ってくるとか…
↓このクルリグラフっていうおもしろ定規も熱中して遊んでいてよかったです!

普段やらない別の遊びを提案すると、案外楽しそうにのってくれます。
2週間たって息子はどう変わった?
時間制限をスタートしてから約2週間。

息子にははっきりとした変化がありました。
- 独り言が激減し、落ち着いた雰囲気に
- 妹と遊ぶ時間が増えた
- 外出を嫌がらず、買い物にもついてくるように
- ゲームも自然と1-2時間ほどで終了
- 会話の中にYouTube以外の話題が増えた!
もちろんまだ完璧ではないけど、一緒に頑張ってよかった!と心から思える変化がありました。
こんなに変わるんだぁと驚いています。
ちなみにYouTubeで良かった面もある
依存傾向があったとはいえ、すべてが悪かったわけではありません。
- 説明が前より上手に(実況を真似してる?)
- マイクラが好きになってマイクラの勉強ドリルに挑戦
- 苦手だった文章題も読めるように!
マイクラのおかげでマイクラの学習ドリルに興味を持ち、夏休み中にやり始めました↓

息子は文章題が苦手で、学校の宿題で文章題がでると1時間くらいかかるんですが…
大好きなマイクラの問題なのでじっくりと文章を読むように!!!
苦手な問題に自分からチャレンジすることができたのはマイクラのおかげだと思う。
ゲームやYouTubeが全てだめな訳じゃないけども、それ以上に心配ごとも多かったので時間は減らす必要があると感じました。笑
おわりに|小1夏休みにこういう経験ができてよかった
YouTubeもゲームも決して悪いものじゃないし、今の時代の子どもにとって全くやらせないのも無理。
でも、コントロールできないほど夢中になってしまうと子どもの生活にも心にも影響が出てきます。
今回の経験を通して、制限することがかわいそうなことではないと実感しました。
一緒に話し合って、一緒にルールを決めて、少しずつ改善していく。
それだけで、子どもはちゃんと応えてくれるんだわかりました。
うちの子も、最近YouTubeばかりで困ってる…という方の参考になれば嬉しいです。
私はというと子どものゲームが気にならなくなって、今度は夫のスマホが気になるようになりました。
\子どもは我慢してるで??/

大人もスマホやパソコンの時間を気を付けないとなぁと思った出来事でした。

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